Anti-Earthquake
地震対策
震度7以上の揺れを95%*以上軽減
アイムホームの地震対策は、高品質&高耐久で揺れ幅を95%以上軽減する筋かい用金物の進化デバイス、制震装置「ダイナミックファスナー®」を使用。震度7クラスの地震にも対応します。
*兵庫県南部地震 震度7クラスの821ガル 92.2kineの原波で算出
長期優良住宅でも倒壊してしまう!
地震が多い日本では、
住宅に地震対策が必須です。
気象庁のデータでは、南海トラフ地震が30年以内に発生する確率は70〜80%。南海トラフ地震では、長期優良住宅であっても倒壊リスクが存在します。例えば、2016年に発生した熊本地震では度重なる強震によって耐震性能を超えてしまい、多くの倒壊被害が発生しました。
地震に備えた構造や適切な設計が理想の住まいとして重要視されており、一度だけでなく何度も襲う強震への対策が重要です。
既存の筋かい金物を代えるだけで地震に強い家づくりを実現
ダイナミックファスナー®は、耐震要素である筋交いへ設置することにより、制震性能を付加できる製品です。建物の揺れ幅を最大95%低減*し、大地震による木造住宅の損傷を防ぎ、繰り返し起きる余震にも効果を発揮し、耐震と制震ができる家づくりを実現します。
既存の筋かい金物をダイナミックファスナー®に代えるだけでなので、従来工法と変わりなく設置でき、設置コストを抑えつつ、高い制震効果を発揮します。
*揺れ幅の低減度合いは、建物仕様、設置個数、地震波、地盤などによって異なってきます。
ダイナミックファスナー®の特徴
1.ゴムと金属のハイブリット構造
震度7の揺れを95%以上軽減できるダイナミックファスナー®の制震力の秘密は、金属を高減衰ゴムで覆ったハイブリッド構造にあります。
高いエネルギー吸収性能を持つ高減衰ゴムを金属本体と立体化したブリッジ内部に充填することでゴムの粘性減衰により震度4までのエネルギーを吸収します。そして、8本のブリッジが履歴減衰により震度5以上の地震エネルギーをさらに吸収するため、振れ幅95%以上を実現しました。
2.三校の大学教授が共同開発
ダイナミックファスナー®は「地震で倒壊する家をゼロに」を目的に、西日本大学と早稲田大学、横浜国立大学の教授が共同開発した制震デバイスです。阪神淡路大震災時の揺れを再現した振動台実験などさまざまな検証を行い、くり返し起きる地震にも耐えうる制震デバイスを完成させました。
2022年に開催された「Japan Home & Building Show」では、建築家が選ぶ優れた建築を生み出すことに貢献しうる製品に贈られる「みらいのたね賞」も受賞しました。
3.100年長持ちの耐久性を実現
いつ発生するかわからない大地震に安心できる家づくりを実現するために、ダイナミックファスナー®のビス1本、ゴムすべてにこだわり、高品質・高安定性を確保しました。
高減衰ゴムはビル用免震で使用されているものと同じゴムを使用しており、促進劣化などの高耐性実験を行いビル用免震と同じ60年間の耐久性を確認しています。
ビスもすべてZマーク付きの日本製にこだわり、金属部分はすべてゴムで覆うため、腐食も防ぎメンテナンスフリーで、家を建てた後も安心が続きます。
動画で見るダイナミックファスナー®
ダイナミックファスナー®振動台実験
ダイナミックファスナー®と一般金物の比較
導入事例
ダイナミックファスナー®は歴史的建造物にも採用されています。アイムホームの標準仕様におきましては、免震高減衰ゴムは歴史的建造物の修復で使用されたものと同等のものを使用しています。
1.東本願寺
東本願寺は歴史的な寺院で、江戸時代に4度の火災に遭いましたが、現在の建物は明治時代に再建されたものです。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌の特別記念事業により、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの6棟が国の重要文化財に指定されています。
2.熊本城天守閣
熊本城の天守閣は、大天守と小天守が並び建つ特徴的な建物です。
平成28年の熊本地震では、最上階の瓦や鯱瓦の落下などの被害がありましたが、震災復興のシンボルとして最優先で復旧作業が進められ、令和3年(2021年)3月に完全復旧しました。